シロアリは驚異的なスピードで繁殖と被害拡大を進めていきます。

シロアリの被害

 

シロアリは木材、コンクリート、プラスチックなども食べてしまいます。

 

シロアリ被害にあうと、大規模なリフォームが必要になることもあり、最悪倒壊や、修繕不能で建て替えを余儀なくされるケースもあります。

 

シロアリが柱を丸々一本食べ尽くしてしまうことは少ないですが、柱を食べられると家の強度が失われ耐震性がなくなってしまい、地震のときの倒壊リスクが増します。

 

床下など、人の目が届かないところに巣を作るため、発見や対処が遅れてしまいがちです。

 

また、駆除業者を入れると高額な費用がかかるため、放置したり自力で殺虫剤による応急処置しかしないなど適切な早期駆除をしないと被害が深刻化してしまいます。

 

 

発生からの被害スピード

シロアリの中でも家全体に壊滅的被害を及ぼすのがイエシロアリです。

 

大きな巣を作り、短期間でも驚異的なスピードで繁殖と被害拡大を進めていきます。
イエシロアリの女王アリは1日に数百個の卵を毎日不眠不休で産み続けます

 

最初は数匹の侵入だったとしても、1ヶ月後には5千匹以上、3ヶ月後には数万匹になり、さらに放置し続けると最大で数百万匹~1千万万匹の巣に発展していきます。

 

イエシロアリの働きアリの重さはおよそ3.5mgで1日に体重の半分ほどを食べると言われています。つまり、1ヶ月放置しただけでも、5千匹以上のアリが産まれて、1日に数kgの木材を食べられてしまいます

 

発見が少し遅れただけで、見つけた時にはすでに遅いという状況もよくあります。

 

 

 

シロアリ被害と保険

家が壊滅的な被害を受けるのであれば火災保険で対処できると思われがちですが、火災保険ではシロアリ被害の補償はありません

 

シロアリに対しての補償がある保険は以下のものがあります。

 

  • 新築購入時の補償
  • 不動産売買時の瑕疵保険(仲介保証含む)などの保険
  • シロアリ対策や駆除を行った害虫駆除業者による保険

 

古くて長年住み続けてる家の場合、シロアリ被害に対応できる保険単体商品はありません

 

被害が出てから保険に加入して不正請求される恐れがあるため、すべての保険に共通して加入時にはシロアリがいないことを証明できる環境でないといけません

 

長年住み続けている家のシロアリ被害の補償を考えたい場合は、シロアリ駆除業者の点検や、予防処置のサービスを受けましょう。

 

なお、シロアリ被害を受けた家やマンションは売ろうとしても買い手がつきにくく、価値が大幅に下がってしまいます

 

受け渡し後に購入者がシロアリ被害を受けていることを発見した場合は、売り主が責任を追うルールを設けた売買契約が一般的です。(不動産売買の瑕疵担保責任)